こちらは、台北苗栗縣で行われる、苗栗火旁龍(パンロン)シリーズイベントです。
写真は、「夜の火旁龍祭典」です。
火旁龍の火旁(パン)の字は、「火」と「旁」の二文字が合わさった文字で、客家語から由来しています。
「火旁」は客家語で「炸(爆破)」の意味があり、火旁龍とは「爆竹と龍の舞い」のことで、厄除けと招福の作用があります。非常に賑やかで刺激的な元宵節の祭典です。規模は年ごとにパワーアップしており、迎春や招福といった意味だけでなく、伝統的な習俗や文化を伝承していくという意味も込められています。
テーマ
苗栗火旁龍シリーズイベントは、
- 龍の目入れと龍舞競技
- 民俗パレード
- 夜の火旁龍祭典
- 龍を天に返すイベント
という4テーマに分けて行われます。
「火旁龍(パンロン)」は、苗栗客家に伝わる元宵節独特の祭典であり、台湾龍舞を代表するお祭りです。
1989年から毎年開催されている苗栗火旁龍シリーズイベントは、全国の注目を集め、いまや世界的にも知られるようになりました。もともと地方に伝わる伝統的なお祭りでしたが、現在では、元宵節の地方四大祭りの一つに数えられ、「客庄地区の十二行事」への仲間入りも果たしました。近年、苗栗火旁龍の祭典は、客家龍舞文化の重要な指標として扱われています。
この祭典を苗栗客家の伝統や観光スポットと組み合わせ、苗栗客家の特色をPRすることにより、地元観光の振興や経済の発展、誘客促進を図っています。
「苗栗火旁龍」では、民俗パレードや夜の火旁龍祭典に、国内外から演舞チームを招待し、合同ステージを繰り広げるなどして、観光発展を促しています。まるで海外のカーニバルを見ているような盛大な舞台ステージを是非お楽しみください。
火旁龍之夜
夜の火旁龍祭典は、旧暦の一月十六に実施されます。(日程は毎年前後するようです)
2014年は2月15日の土曜日で苗栗市經國路河濱公園にて実施されます。
クリックでGoogle mapが開きます。
公式サイト
火旁龍
夜の火旁龍祭典のページはこちら→火旁龍之夜
2014年は、夜8時半からのイベントがクライマックスとなる「火旁龍」ですね。
複数の龍のチームが順番に登場し、舞いながら会場を回る龍が炸裂した爆竹の洗礼を受けます。
公式動画
客家料理
ホテル
大型のホテルもありますので、よろしければ一泊されてはいかがでしょうか?
終電情報
どうしても台北まで帰りたい場合は…
22:25が終電になるようです。バスは21時台におわるようですし、これに乗るしかないですね。
台北駅まで帰れれば、あとはタクシーで帰宅できるかと思いますし。